DIYをしよう

DIYで棚を作ろう

前々からお店に棚が欲しいなと思っていたんですが、幅や高さなど、お店のレイアウト上、ぴったりくるものがなく、かといって、メタルラックとかだと、組み合わせ自由とかありますが、やはり、どう組み合わせても隙間が・・・。

まあ、ガレージを改装したお店なので、どうしても、既存品をはめるには無理がありますわね。

ドクターレザーおかざきを開店して2年、今更ながら棚を取り付けますよ!

現状の把握から・・・

壁掛け棚、テーブル、カラーボックス・・・統一感がないですね・・・。
壁全面の幅で窓枠までの高さの棚を作る事にしましょう。

まずは、採寸、そして設計。

なにせ、何度も言いますが、当店は築40年近いガレージを現地現状合わせで改装しております。あまり気にならなかったのですが、実際計測してると・・床は波打ってるわ・・・壁も歪んでて、床面で測った幅と天井近くで測った幅がちがう・・・。

一番狭い数値を基準に設計して、あとは作るときに合わせるスタイルですね・・。現状合わせしやすい造りを考えていくことにします。

設計については、棚を作る程度ならチラシ裏に適当に起こせばいい感じもするんですが、しっかりとしたイメージをつかみたいなら、CADを使うのも手ですよ。

JW-CADという建築向けのフリーCADを使えば、サクッと製図できちゃいます。


JW-CADの配布先は[こちらから]


さて、製図も完成したら、必要な材料を拾う作業に入ります。

材料の調達(買い出し)

今回使った材料は2×4と1×4という規格の材木になります。ホームセンターとかで普通に売ってますし、何といっても他の材木と比べれば安いです。

この2×4、長さがフィートで計算されています。6フィート=1828mmでなんですが、大体、1830mmぐらいの長さで売られています。これがまた、輸入材特有だったりしますが、1本1本の長さが微妙にバラバラです。材木を買う時にスケールで測りながら同じ長さの物をそろえた方がいいと思います。

そんな感じで、お店から一番近いホームセンターで買ってきました。
2×4が6本、1×4が17本、あと棚受け用の3cm×4cmの荒材が6本、しめて6,074円也


ホームセンターではカットサービスというサービスが大体あります。希望の長さに木材をカットしてくれるサービスで、1カット30~50円でカットしてくれます。同じ長さが何本かあっても、1カットで切ってくれるので、カットサービスを利用する時は、カット数を減らす様に同じ長さの物が多くなるように設計するのがテクニックですね。

今回はとあるアイテムを使ってみたくて、カットサービスは使わずに買ってきました。

木材の切り出し

DIYで一番の難敵と勝手に自分で思っているのが、木材をカットして必要な部材を切り出す時です。自分だけなのかわかりませんが、とにかく、のこぎりでカットすると直角に切り出せないんです。歪んだり、斜めになってしまって、いざ組み立ててみると、接合面が隙間だらけになってたり・・。久しぶりにのこぎりを握る事になる今回のDIY・・・普通に切ってしまっては、斜めに切れてしまう事が想像できてしまう為・・

そこで、今回は・・

こんなものを用意してみました。
のこぎりガイドですね。898円也(amazonのが安いです・・・。)。
これでまっすぐ切れるものでしょうか。

2×4材をはめてみると、まさにぴったり!グラつく事もなく、直角ゲージで切れば、90度でカットできそうです。

実際に切ってみると、なかなかいい感じですね。
汎用性を持たせている為、のこぎりによっては遊びがありすぎたり、上手く切れ込みに入らない事もあるかな?って感じです。
切りくずの中に、緑色のプラスチック片が混入しているので、切っているうちに、ガイド自体も削れている感じですね・・・。この辺りは、仕方ない感じかな。

ただ、長さ図って、ガイドの填めて、切る!垂直とか考えず、さくさく作業が進む事を考えれば、非常に有用な道具といえるのではないでしょうか。



実際に、ガイドを使ってある程度切り出してみました。

ちなみに、上の写真に移っている赤いスケールなんですが、2×4を扱うには便利なスケールで、メートルとフィートの両方が使えるようになってます。フィートモジュールで何か作る事があるのかは不明ですが・・・。

実際に、ガイドを使うと非常に作業スピードが上がります。
長さを図って、曲尺(直角定規)で線を付けて、線に沿ってずれないようにのこぎりで切る。
から
長さを図って、ガイドを印をつけた所に合わせてのこぎりで切る。

文字にするとわかりにくいですが、とにかく早いです。
徐々に切れ込み部分が削れていく様なのでいつまで使えるのかは不明ですが、このガイドは非常に使えます。丸ノコとか持ってなくて、のこぎりで切りだしている方には必需品といってもいいかもです。そんなに高くないですしね。


組み立て

切り出したパーツをいよいよ組み立てていきます。

本来でしたら、組み立てる前に塗装工程が入るわけですが、今回は屋内で使用するという事と、商品に塗料が移染する可能性を除去するために、塗装は行いませんでした。

51mmのコースレッドを使って各パーツを接合していきます。
2×4同士をつなげるくらいだったら、そんなに高い電動ドライバーじゃなくても大丈夫です。

今回使用したのは、ホームセンターオリジナルの電動ドライバー 1980円也

今回使用したコースレッドより長い物を使おうとすると、トルク不足になるかもです。実際、締め付けていくと止まりかけたんで・・・。

今後、DIYを続けていくとしたら、

これくらいの電動ドライバーは欲しいですね。
贅沢をいえば、バッテリー型がいいんでしょうが、それ買うくらいなら丸ノコ買います。

さて、徐々に完成に近づいてきました。

下段の棚の高さを間違えて、予定していた段ボールが入らず、この状態から2cmほど上に棚受けをずらしたのは内緒です。

一応完成です。

途中でちょっと使用変更したため、1×4が4本余ってしまいました・・・。
まだまだ棚が足りないので、第2弾の時まで取っておくことにしましょう。

あとは、これに目隠しの暖簾(カーテン)を棚に取り付ければ完成です。


おおよそ、自分の想像した通りの棚ができました。
DIYのいい所は、自分の思い通りの物を作る事ができるというところですね。やはり、既製品ではここまでぴったりにはいかないですしね。

まだまだ、色々作りたい物があるので、作った時に紹介できたらと思います。

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