ヘビがにょろにょろと出たので、ヘビ革の説明も

夏を思わせるような暑さと、
梅雨を思わせるような湿気に覆われた昨日・・・

当店裏手にある私の実家の庭先に突然の訪問者が・・

家主(私の父親)曰く、愛犬が鳴くので見に行ったら、いた!

この家主・・・めっぽうこの訪問者に弱く・・・私に助けを求めてきたわけです。

家主がついてこないので、一人で向かってみると、

愛犬の屋根の上に鎮座する訪問者

このままではずっと愛犬が鳴きわめくので、仕方なく私が・・・
sune-ku

体長1m程のまだまだ小さい青大将です。
ネズミなどを食べてくれる、自分からみれば益獣と思っているこの青大将ですが、家主&愛犬にとっては天敵らしいので、しかたなく川の堤防の草むらの中に放牧してきました。

まぁ~こんな来訪者がでてくる季節になったんですね。

青大将の革がヘビ革として使えるのかは今一不明な訳ですが、革の種類としては、ヘビ革は比較的スタンダードな部類に入るのではないでしょうか?。
『ヘビ革の財布』とか?

このヘビ革と言えば以前は「ニシキヘビ」の革の事を指していたそうなのですが、最近では色々なヘビの革が使われるようになりました。
それでも、一番多く流通しているのはニシキヘビの革で、「パイソンレザー」と呼ばれます。
中でも鱗の模様がダイヤ型(菱形)になっているものを『ダイヤモンドパイソン』、石垣状のものを『モラレスパイソン』と呼びます。
ダイアモンドパイソン&モラレスパイソン
ヘビ革は、その独特な柄と鱗を有する革の手触りが特徴ですね。鱗は魚の鱗と異なり通常の使用では取れることはありません。

ヘビ革は鞣し工程を経るとかなり丈夫な革になり、基本メンテナンスが不要な革になります。
が、雨などの水気に弱くこの面からみると耐久性がそれ程高くない革とも言えます。

雨などに塗れた場合はすぐに布で軽く押さえるように水分をとってから陰干しなど自然乾燥して下さい。 早く乾かそうとドライヤーやストーブなどで熱を加えるのは、革の繊維のもとになっているコラーゲンはタンパク質のため熱によって強度や柔軟性を失っていき硬化してしまう場合がある為、やめてください。

当店の主力サービスである革染めで行える工程は、濃い色への染め替えのみの対応となってしまいます。
染め替え作業の際、ヘビ革の独特な柄は消えてしまい、単一色となってしまいますが、鱗独特な手触りはそのまま残ります。

ヘビ革の革製品は、大切に使って経年変化を楽しんでいください。


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